【常設展】2012年4月 -April 2012-
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コース料理ではありません。
つぼみあり、八重桜あり、マーブル調あり、どアップあり、引きあり、山あり、川あり、
なんでもどうぞ。
枝垂桜が好きなのである。染井吉野よりもずっと好き。
一重咲きも八重咲きもいい。
そんな枝垂桜を、ソースにしてしまうのは勿体ない。
今日は、見たままをそのまま頂く。
駐車場などの施設もない。それほど本数の多くないバスの停留所からも徒歩で数十分かかる。
そんな知る人ぞ知る穴場を、どういう訳か名前だけ知っており、初めて行ってみた。
到着したのは日没30分前。誰もいない。狭い場所ゆえ、混んでたらたまらんかったわ。
新幹線がひっきりなしに通過するのが見える。新幹線からこの場所を見つけるのは至難の業だろう。
伊勢原と平塚の郊外を流れる渋田川。
下流部は、鈴川など金目川水系の数々の河川が合流する地点であり、ちょっとした水郷のような雰囲気を醸し出している。
その下流部では、両岸の土手が染井吉野の並木となっている。
上流の芝桜が有名だが、まだ咲き始め。
赤い欄干の橋や石橋があるとついつい撮ってしまうのは、僕のクセ。
観音崎のほど近く、走水の地に、水道局の施設がある。
普段は立ち入り禁止。桜咲くこの季節だけ、一般解放される。
染井吉野の薄ピンク、大島桜の白い桜が、期間限定の極上ソースとなって、海、空や松の木に文字通り花を添える。