【常設展】2012年10月 -October 2012-
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「水面」と書いて、
「すいめん」と読むよりも、
「みなも」と読む方が、
心地よい。
江の島の花火大会は、お盆過ぎに続いて、今年2回目。
何度撮っても難しい。慣れない。
三浦半島から浦賀水道越しに房総半島を望むと、
たまに向こう側からこちらを見たくなる。
フェリーを使えば、すぐだ。
晴れの日を狙って行ったが、
太陽は途中で退いてしまった。
この時期、天候がなかなか安定しない。
観艦式を見に行った訳ではない。それは偶然。
観音崎と富津岬を結ぶ線。
浦賀水道と東京湾の接続水域は、かつての防衛ライン。
富津の沖合に、第一海堡と第二海堡。
横須賀側に、猿島と第三海堡(現存せず)。
富津岬の先端の三角形は、明治百年記念展望台。
その他双方からいろいろ望める。
なんだ?なんだ?
海上自衛隊の艦船が次から次へと。数十隻。
BGMをつけるなら、ワーグナーのワルキューレ。
望遠レンズで覗くと、甲板に人が鈴生り。
これがどう見ても自衛隊員じゃない。一般人。
帰宅してから調べたら、14日に行われる観艦式の事前公開だったらしい。
どうりでマリーン・ルージュが遠征してきた訳だ。
三浦半島の丘陵が好きだ。
ウネウネと波打つ畑の上には、真っ青な空と入道雲。
そんな盛夏には畑は茶色一色。何も植わっていない。
秋の雲に変わってきた頃、畑の色が徐々に緑に変わる。
こんなにちっこい芽吹きが、
やがて女性の足みたいに立派に育つのだ。