【常設展】2013年1月 -January 2013-
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百景には遠く及ばない。(笑)
×だいせん、○おおやま。神奈川県中央部の名峰である。
富士山の様な単独峰ではなく、丹沢の山塊にありながら、
何処から見てもすぐにそれと判る、端正なピラミッド。
標高はたった1,258m。
しかし平野部から1,000m超の標高差を一気に駆け上がる山容は、驚くほど高く見える。
一面真っ白になったので、喜び勇んで撮りに出る。
犬じゃあるまいし。
長靴で武装したにもかかわらず、足はずぶ濡れで凍り付いている。
帰ってすぐに風呂に入り、温まる。
収縮していた血管が急激に開いて、
カユイカユイ。
軽度のヒートショック。
テレビで駅伝を見ていて気になるのが、「土木遺産」と書かれたプレート。
実際、箱根に行くとよく見かける。
調べてみたら、国道1号の旭橋・千歳橋と函嶺洞門が、土木学会によって認定されている。
もっとたくさんあるイメージだが、これだけである。
いずれも竣工から80年以上。アールデコ様式というのだろうか。アーチの曲線が美しい。
ところで、箱根登山鉄道も認定されている。
80‰の急勾配を車輪とレールの摩擦力だけで走行する。
全線でスイッチバックが3箇所もある。
R-30の急カーブではタンクから散水しながら通過する。
よくもこんな所に敷設したなと思う箇所がいくつもある。
富士山は、これでよし。
さすがに鷹はいないから、トンビで我慢する(似鷹)。
あとは、帰って茄子を食べるのみ。
良い夢を。
本来なら、標題を「初日の出」とする筈だった。
天候は決して悪くないのだが、東の空に雲が立ち込め、
太陽がようやくその姿を現したのは、だいぶ高度を上げてから。
そこでBプラン。
晴れようが雨が降ろうが槍が降ろうが、
元日の朝は元旦である。