【常設展】2015年3月 -March 2015-
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東京など滅多に来ないので、たまに訪れた時には、目一杯予定を詰め込む。
息急き切って、目黒から移動して来ると、もう夕方。陽が西に傾く。
半蔵濠の畔の千鳥ヶ淵公園。千鳥ヶ淵沿いの遊歩道は千鳥ヶ淵緑道。
桜の名所というだけで他意はナシ。
日没とともに撮影は切り上げ、次の予定地へと急ぐ。
池尻大橋から目黒まで4kmの道のりを、川に沿って歩く。
右岸、左岸。まるで裁縫の「並縫い」の様に。
満開。
メディアで盛んに報じられている事もあって、総じて混んでいるのだが、
中目黒付近の洒落たカフェや、良い香りが漂う出店の周りでは、特に黒山の人だかりで身動きが取れない。
花より団子とはこの事である。
モノトーンの冬の世界に、
パッと射す暖かな彩り。
春が来た。
海辺の街である。
4年前に東北地方を襲った様な津波が来襲したら、ひとたまりもない。
地震も津波も、人の力で防ぐ事はできない。が、備える事はできる。
今や、浸水想定区域や避難経路の看板が設置され、
海抜標高に至っては、犬がマーキングする程の間隔で掲示されている。
どれもが皆、真新しい。