【常設展】2017年11月 -November 2017-
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毎年恒例の横浜銀杏。
今年は色付きが早く、中旬から既に見頃とされていたので、 ↓ の東横線の後に、ちょっと覗いてみた。
まだ青葉が目立ち、意図する色味とは異なって見えたので、日を改めて再出動。結局、例年と同じ時期になった。
有名な山下公園通りと日本大通り。高層ビルが建ち並んでいる上、なにせこの季節、陽は低く短い。意外と制約が多い。
それだけに、間隙を突いて浮かび上がった黄色と、快晴の紺碧との共演に魅せられて、毎年足を運ばずにいられない。
渋谷と横浜を結ぶ東横線。2004年にみなとみらい線と直通運転を開始。
それに併せて、東白楽〜横浜が地下に潜り、横浜〜桜木町は廃止。
地下化の跡地は、横浜市が「東横フラワー緑道」として整備した。
住宅地を掻き分ける様に伸びる空間や、鉄道時代のトンネルを歩いて通れるのが面白い。
高島町〜桜木町の回廊のような高架下は、やたらアーティスティックな落書きの名所だったが、すっかり塗り消されていた。
400年前の旅人が、日本橋を発って最初の宿場である。
今では傍らを、韋駄天の京浜急行が颯爽と走り去る。
説明書きや石碑は、あちらこちらに存在するが、流石に当時からそのまま残っている物は皆無である。
空襲もあっただろうし、建造物は難しい。
それでも、なるべく往年の雰囲気を醸し出す努力がみられ、歩いていて楽しい。
ちなみに、京都まで旅するつもりはない。近場を暫くウロウロして終了予定。
品川編と同じ日の午後。撮影のコンセプトは一緒である。そう簡単に頭が切り替わらない。
多摩川を渡ると、間も無く宿場の入口である。
現在は商店街というより繁華街なので、古の雰囲気は感じられない。様々な料理の匂いがする。
そんな中、小土呂橋の親柱が保存されているのは貴重である。