【常設展】2019年3月 -March 2019-
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寒い日がしばらく続き、染井吉野が一斉に足踏みしたもんだから、小さな石鹸がカタカタ鳴っていた。
この日は一転、麗らかな陽気で、一気に満開。
鰻の寝床の様な江戸川公園から、椿山荘の庭園を横目に見ながら、後半は都電と併走する。
それにしても、「面影橋」とは、なんと風流な名称だろう。
1965年3月31日に廃止された淀橋浄水場の、跡地の再開発で現れた、西新宿の摩天楼。
以前に観た定点観測では、時の経過とともに、ビルがニョキニョキ生えてきて、大変に面白かった。
未だに街の彼方此方で、クレーンが稼働している。いつまでも終わらない。
どうしても「太陽にほえろ!」を連想する。マカロニ刑事は逝ってしまったけれど。
港町のシンボル、横浜マリンタワー。
保全を目的とした改修工事のため、今月末で全館一時休館となる。
どの程度の改修か判らないが、3年間と長期間なので、例えば足場が組まれたりライトアップが休止するなど、見映えが損なわれる事は想像に難くない。
今のうちにと、山手の丘を皮切りに周りをぐるり一周。
何年か振りに展望台に昇り、夜のタワーの七変化まで、しかと見届けた。
ハマエキ近傍の高層ビル群越しに、富士山が望める。
富士山といえば、年に二度のダイヤモンド富士。
さいわい朝から晴天だ。ところが日輪に暈がかかっており、山容の陰影がぼかされている。
花粉光環という回折現象らしい。この時期はいろいろ厄介だ。