【常設展】2023年11月 -November 2023-
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何処から見てもひと目で判る、おにぎり山。
神奈川・静岡県境にほど近い足柄万葉公園から、遅い僕の足で2時間弱。手頃なハイク。
頂上は広く開けていて、富士山はもとより、愛鷹連峰、箱根外輪山、相模湾に遠く江の島が浮かぶ。
残念ながら北側の展望が効かず、丹沢山地が望めない。
麓の地蔵堂の「金太郎もみじ」が見事に真っ赤。怒ってないよね?
湖尻水門から箱根園地まで、芦ノ湖を半周するコース。意外にもずっと林間の道を進む。
木々の隙間から、絶えず湖面は見えているのだが、湖畔に降りられる箇所は数少ない。
ただその限られた湖畔からは、素晴らしい展望。錦秋の箱根の山々を背景に、湖上を海賊船が滑る。
水場には動物達も集い、無数の足跡がある。疎くて種は判らないが。少なくとも猪は来たみたい。
標高2,000mの台上は、緩やかな起伏の広大な大地。前日に降雪があり、うっすら白い。
最高峰の王ヶ頭、小高い牛伏山、断崖絶壁の王ヶ鼻、牧場の真ん中に美しの塔。見所に事欠かない。
北アルプスを筆頭に、浅間山、八ヶ岳、富士山、南アルプス、御嶽山と、360度の展望。特に槍の穂先が見えると高揚してしまう。
美術館は既に冬の眠りに就いていたが、屋外の彫刻は青空に向かって跳躍し、アモーレの鐘が鳴り響く。
この後17日から、ビーナスラインが予定を前倒して通行止めに。結果的にラストチャンスだった。
甲斐駒に登頂するほどのスキルはない。無理はせず貴公子を望む前衛峰に登る。
尾白川渓谷駐車場からまずは矢立石登山口へ。これが曲者だった。2度もルートを間違えた。
その先はコースがやや整備され、上りやすくなる。所々紅葉が美しい。
1,660mの頂上で視界が開けた瞬間、まるで海岸のような白い砂浜。息をのむとはこの事だ。
この珍しい山の砂浜は、花崗岩が風化したもの。快晴の青空に映える。
南に甲斐駒ヶ岳、鳳凰山、富士山。北に八ヶ岳、蓼科山。百名山のオンパレード。
初夏の5月に訪れた鉄砲木ノ頭に、季節を改めて再訪。
三国峠駐車場から山頂に上り、パノラマ台に下りて車道を戻る三角ルート。
「すすきの時期も良さそうだ。」の前言通り、見渡す限り黄金色である。