【常設展】2025年11月 -November 2025-
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ヤビツ峠から、表尾根を三ノ塔まで登り、早々に下山するプラン。その代わり岳ノ台を経由する。
岳ノ台は、目立つ大山と三ノ塔に挟まれた地味な山だが、山頂には展望台がある。不思議な祠やパラグライダーのスタート台を過ぎ、菩提峠に下る。
二ノ塔に登り返すのにすっかり時間を使ってしまい、三ノ塔から望んだ富士山は逆光になってしまった。道草食ってないで早く登れという事だろう。
三ノ塔の展望は秀逸で、表尾根の続きから塔ノ岳、丹沢三峰や大山が一望。とても綺麗な避難小屋がある。
今回はここまで。三ノ塔尾根を急降下して、牛首から林道を大倉バス停まで。5.7kmもある。
小田急電鉄、東京地下鉄、東急不動産による大規模な再開発が進行中。
小田急百貨店が解体され、60年ぶりに西口から東口側を見渡せる状態になっている。
とニュースで言っているのを聞いて、見物してきた。
西口のカタツムリの様な換気口と、駅を挟んで東口のルミネが、1枚の写真に収まる。
これは現在ではなく、未来から見た過去のかけら。工事が終われば、失われ忘れられる光景。
「まぁつもとぉ〜 まぁつもとぉ〜」
語尾を伸ばした独特の構内アナウンスが、何とも旅情を誘う。
到着した列車から吐き出された乗客が、大荷物を持って階段を上がって行く。
そんな音の風景も終わりの時が来る。放送機材の更新のため、今月の16日で聴き納めとなる。
居ても立っても居られず、あずさ1号に乗り込んだ。2度も。
駅だけではもったいない。せっかく良い天気だし、街を散策する。
かつては頻繁に訪れた。ちょうど良い規模の都市。何処で何をするにも拠点になる。
飲食店、書店、酒店、レコード屋、安い駐車場。どこでも知っていた。片隅に古の蔵があったりして。
時は流れた。再開発で街並みは小綺麗になった。外国人観光客が増えた。老舗の店舗は軒並み畳んだ。
常念だけは変わらない。