【常設展】2014年12月 -December 2014-
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英語と独語がとっ散らかっていますが、毎年恒例の大晦日の夕陽。
16時34分。今年最後の太陽が、伊豆の山々に落ちて行った。
14時間15分後には、新年の太陽が、東の空に姿を見せる。
八重洲口のグランルーフで、"Tokyo Colors."と銘打った光のイベントを開催中。
100周年を記念したもので、クリスマスイベントではない。だからサンタもトナカイもいない。
イルミネーションと言うより、インスタレーション。
大屋根の下28箇所の風向風速を測定し、それを元に色データを生成して、灯具を光らせる。
何ともメロウな色と揺らぎが心地よい。
2014年12月19日
TOKYO STATION 100 YEARS
100年前の大正3年(1914年)12月20日。東京駅開業。
以来、時代を見守って来た。
東京の玄関口として、総ての路線の起点として、
文化の中心として、歴史的建造物として。
「ステイション」という呼び名が最も似合う駅。
レトロな丸の内口、モダンな八重洲口。
復原された丸の内駅舎の、意匠を視点とした作品はこちら。
この時期になると、あちらこちらでイルミネーションが始まる。
毎年同じ会場に行っても、設営の仕方が決まっていて、代わり映えしない。
トナカイもツリーも、同じ場所に鎮座している。
だから、新たな光を求めて放浪の旅に出る。
やって来ましたさがみ湖プレジャーフォレスト(旧ピクニックランド)のイルミリオン。
山の上の観覧車が、夜の中央道から目立つ所ね。
入場有料だけあって、規模がでかい。寒空の中4時間いても飽きさせない。
ゾーンごとに色が違っていて楽しい。光の宮殿(7段目)のショーは圧巻。
来年はいずこへ。
秦野の低山、弘法山と権現山。
間の吊り尾根が、春には桜の馬場道となる。
今は晩秋なので、モミジやイチョウが主役。
権現山からは、秦野盆地や富士山がよく見えるが、それはまた今度。
関東大震災による土砂崩れで、沢がせき止められて発生した湖。
90年も経った今は、紅葉の名所である。
水面に、赤、黄、緑、空の青。
太公望がボートを並べ、ヘラブナを狙う。
お日柄も良く、のどかな一日。