【常設展】2022年10月 -October 2022-
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いよいよ河口を目指す。過去のスカイフロント、多摩川スカイブリッジの回と一部重複する。
川崎河港水門。戦前の大運河計画の一環で造られた。芸術的な装飾が施され非常にゴージャスだ。
大師橋。真っ白な斜張橋が青空に映えて素敵だが、先代のトラス橋はあまりに華麗で優雅で、名橋と呼ばれたそうだ。
その先は羽田の対岸。航空機がひっきりなしに発着し、上空を旋回している。この日は北風運用。
スカイブリッジをくぐると道が狭くなる。多摩川河口の標があるが、埋め立てで海岸線がはっきりしない。
水位観測所があり、行き止まり。この旅もこれで完結。
まだまだ続く。今回はガス橋から京急線まで。
「ガス橋」の名の通り、当初の目的はガス輸送。人道橋を併設して昭和初期に架けられた。今でも軒下にガス管が通っている。
もうすっかり下流域。河川敷がだいぶ広くて、野球、サッカーやゴルフなど、グラウンド銀座だ。
川崎競馬のトレセンがあり、早朝には調教が行われている。馬は厩舎から道路を横切って馬場入りする。
予告通り、引き続きブラタマリバー。
登戸の多摩水道橋から矢野口の多摩川原橋まで、約5km。この間、自動車の橋が1本もない。
二ヶ領用水の取水口はこちらにもあり、多摩川に流入する三沢川との、川の立体交差が近くにある。
調布飛行場が近く、セスナが旋回していた。水位観測所の黄色い支柱が目をひく。
これより上流は都県境ではなくなり、両岸とも東京都となる。
(1)はこちら。今回は二子橋から遡る。
二子玉川とはいうが、そもそも二子は川崎側の地名。所謂ニコタマ界隈は玉川である。
気持ちの良い秋空。深い青空と軽い雲。自然とレンズが短くなり、顎が上がる。
二ヶ領用水取水口の堰が意外と大規模で、満々と水をたたえている。登戸の渡しの現代版は小田急線。
多摩水道橋にたどり着いたところで終了。きっとまた続く。