【常設展】2015年8月 -August 2015-
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毎年この時期に行われる、地元の諏訪神社の例大祭。
山車や屋台の提灯に書かれている地名は、旧小字。
50年近く前に住居区分が見直され、今はもう残っていない。
橋の名やバス停に残る痕跡を、探して回る。
午後6時からは大パレード。「ぶん回し」が勇ましい。
花火ばっかりや。
こう暑くちゃ、真っ昼間に歩いていられない。
地元藤沢江の島の花火大会。
数年前から、夏と秋の二回制となり、夏は20分間のミニ大会。
人混みを避け、白杭にもたれ掛かりながら、ゆっくり観覧。
京都五山の送り火と、日を揃えて行われる箱根の大文字焼。
今年は開催が危ぶまれた。
「何か起きたら責任取れるのか」「こんな時だからこそ」
侃々諤々の末、開催にこじつけた。
例年通りの人出とは言いながら、明らかに人が少ない。
制限がかかり、なかなか乗れない登山電車の強羅駅。今年はスンナリ。
もちろん、大文字の雄大さと花火の華麗さは、例年通り。
風評被害。
この言葉に一番神経を尖らせているのが、箱根だ。
東日本大震災の時もそうだった。
観光業に依存する土地柄、客足の落ち込みは死活問題。被害者である。
ところが地震も噴火も自然の営みであり、加害者ではない。
加害者は、現状を把握せず、正しい情報を得もせずに、やみくもに敬遠して保身する、我々観光客自身である。
罪滅ぼしに、少しでも目を向ける。
昨年の深谷通信隊に続き、6月末にネイビーから返還された。
以前から遊休地には、海軍道路と呼ばれる道路が貫き、市民により畑が耕され、広場にはスポーツカイトやラジコンの愛好家が集っていた。
もうほとんど機能していなかった基地の正常化に、70年もかかった。
毎年、片瀬の漁港から、海越しに遠目に観賞する。
人混みもなく、ゆったり座って、た〜まや〜。
見上げる事なく、首も痛くならずに、か〜ぎや〜。